STAGE「T」のロードスターじゃなきゃダメなんだっ！

今日は太陽出ていて日向は比較的暖かい長岡シティ。

こんな日は！

夜になれば相当冷えるであろう・・・（寒）

作業立て込んでおります、予定だけで年内に終わるの？って感じ。作業予約のパーツオーダーも揃っているけどもう少し待ってね（汗）

さてさて、そんな夜に。
ＮＡのデフオイルを交換で抜きましたら～

カンッ！

って言って赤玉じゃない何かが出てきましたよ（汗）
特賞なら海外旅行かも～？って廃油の中からマグネットに付いてきたのは・・・

見覚えのあるギアの一部ですな（滝汗）

アレにアレしちゃって、尚且つデフオイルも少し少なめだったからイッちゃったみたいです。ちゃんと、レースメンテしていれば大丈夫だったかも知れませんが後の祭りです。

お客さんの最近県外から購入したユーザーカーなのですが、元々チューニングパーツが多数装着。比較的パーツは新しいっぽいのですが、装着されている感じや方法を見る限りパーツ知識乏しい感じが見受けられます。

とりあえず付けてみたって感じ。

ま、現オーナーさんは何も悪くないのですけどね～当店も何かしらのトラブルや異音などを調べて行くうちに余計な事しちょるなぁ～って。

何度も書いてきましたが、目的をハズした余計な改造は本当にダメです。ノーマルの方が１００倍良いわ！って感じです。

スプリングレートに対してストロークがどうにもならないレベルで足りない車高調とか。

それをストローク短くても何とかしようとバネレート上げるとか。あなたの必要なレートはそのレートですか？固すぎませんか？レート上げると初心者さんはマジ危険です、ノーマルの足の方が動きがシナヤカで扱いやすいですよ。結局素が目的に合って無いダメな物はダメなのです。

ストリートでスリットブレーキローターとか。
尚且つソレに柔らかい素材のストリートブレーキパットの組み合わせとか。

なんの為のスリットローターでしょう？パットを沢山減らす為の役目以外に思いつきません。

ブレーキパットって単純に摩材の配合だけで種類や設定がある訳ではありません、スプリントレース用ならある程度の食い付きも必要で、温度域も高めになりますのでソレなりの素材をストリート用よりも固く作っております。耐久レース用ならコントロール性を落としても耐摩耗優先で更に固めたりです。

そこまで高温に耐えるように作っても、レースでは１周、２周と繰り返していくうちに毎周と言って良い程ブレーキフィールが変わるのです。それを安定させる為にワザとパット表面を削って新しい面で安定した効きを求める為のスリットローター。

ドリルドブレーキローターってのは放熱を目的としているのでまた目的が違います。

さ、今まで伏せてきましたが。
今回ブローしたのはＮＡ６梅干しデフケースに機械式ＬＳＤの装着（笑）

これは目的は達成する為と見受けられますが、ケースのキャパオーバー（爆）

さ、ＮＡ６のデフはＬＳＤのイニシャルトルク下げないとまた壊れますので壊れない程度に落として新しいケースでオーバーホールしましょう。イニシャル落としても大丈夫、足を動かし吸いつくように走る（笑）当店のＫＯＮＩ車高調でＬＳＤの仕事量を減らしますので～♪

結果、コーナーリングもスムースに安全に、かつ速く走る事が出来ます。

安全に速い車両を作る事は全て実戦での経験の元で裏付けされているのです。