少しでもっ!2016/11/03 11:09

雨の長岡シティです、祭日なのに勿体無いなぁ~今日は遊びに来る人も少ないかな?

工場ではガンガン作業が進んでます~

と、そんな少し前の事ですが。
ブレーキパットが裏板と剥離しちゃってて危ない状態でした(汗)

たまに起こる事なのですが、これは古くなり過ぎたブレーキパットで裏板と磨材の間から錆びてきて最終的に剥離しちゃうのですね。

少しでもメンテ方法や乗り方で長持ちさせる対処は出来ますが、金属の錆びですからぶっちゃけどうにもならないです。

街乗りだけでパットなんて何時替えたか判らない人は注意ですね。

最近の車は裏板に最初から薄いプレートが接着されている車両がありますね。古いNAでもシムプレートは別部品として装着されてますが古くなると折れたり錆びたりして装着出来ないケースも出て来て装着されてない車両も多いです。

あのプレートは何の為?って話ですが、基本的にはブレーキの鳴き予防と、引きずり防止です。ついでに?ピストン側のブーツの熱対策でもあります。さらについで?に今回のようにならない為にパットの裏側からの水分侵入防止ですな。

殆どのパットは裏板に穴が空いていて其処に磨材が引っかかるようになってます。当然接着剤も使ってますが最終的な剥離防止です。今までは2個くらい穴が空いてましたがNDは1個ですね。

多分接着剤が良くなった事によると思いますが他にもメリットは多いですね。

当店のブレーキパットも好評頂いておりますが、裏板の素材はパットの使用目的によって違います。ストリート用はそれなりの素材で(笑)サーキットようはそれなりの素材(爆)となってます。サーキット用のパットが高価ってのはこういう部分からも違うからです。

あとは製造時の圧着圧力や磨材の材料が安いパットとの差になって見た目は同じように見えるブレーキパットですが全くの別物なんですねぇ~

こういう視点で車のパーツを考える事も楽しいですなぁ~♪

あ、ちなみにS耐レースカーはキャリパーのダストブーツすら付いてません~、毎回オーバーホールですし、高温でブーツなんて直ぐに燃えちゃうので・・・ブレンボも一部ポルシェ等もダストブーツは無いですのでサーキットユースでは無いのが当然なのかも知れませんね。

さぁ~昨日はNBコマーチン号に乗りたくて夜乗って帰りました。
やっぱさ~軽量化されたNAやNBは僕の中では楽しさ別格だなぁ~♪

帰り道に遠回りしたくなる車って最高じゃん~♪