持参っ!2018/06/23 10:20

ロードスターND型の入庫が止まらない~♪僕の大好きなNDロードスターですが、連日違う車両が入庫してくれてありがたいです。

そして新しいパーツなど、NDの社外パーツにも少しづつ詳しくなってきました。

今回は~
レッグモータースポーツさんのNDRF用チタンマフラーです!

大きな箱が届いたなぁ~と思って、箱を持つと「中身入ってるの~?」くらいの重さでした(笑)お客さんに入荷したよ~って連絡したら重量計を持参で来店しました・・・

うーん、当店でマフラー替えるにあたり重さ量る道具を持参してきた人は初めてだよ(笑)

相変わらず。ロードスターの型式は変われどウチのお客さんステキな人ばかりです。

NDの2Lエンジンでは当店でサクラムマフラーは交換したことあります、今回のは更にスポーティな軽量チタンマフラーでして、どうなるかな~?と思いましたが。心配無用、燃料薄くコンプレッション高いエンジンのND型はどれも乾いた良い音しますね。

その昔。
自分のNA8で、マフラーの音とフィーリングだけで判断してエンジンコンピューターのセッティングを繰り返した事がありました。

燃料を薄くする度に乾いた高音になっていきパァァアアアアアアアンっ!てマフラーが言うのです。

エンジンも燃料薄くするたびにドンドン軽くなっていきレスポンスも良くてゴキゲンになります。

いやぁ~俺のNAサイコーーーっ!ってなってたのです。

そのすぐ後でパワーチェックをする機会がございまして・・・シャシダイナモのローラーに乗せて全開っ!

パワーグラフはガンガンと登り竜のごとく昇っていき・・・

6500回転付近を差し掛かった時にシャシダイナモ屋さんが「これ危険な感じなのですが回しちゃって大丈夫?」って言ってきたんです。

まぁ、峠レベルですがそれなりに回して大丈夫だったから「行っちゃってください」と言った瞬間に・・・

プワァアアアアアアンッ!とマフラーから白煙が(汗)

完全に密閉されたシャシダイルームが一気にホワイトアウトました(泣)

まぁ典型的なエンジンブローですね(爆)
ストリートでは目一杯だと思っても全開レベルと時間が低過ぎた事、セッティングレベルと認識が低かった事、当時シャシダイナモなんてのはその辺に無くってあんなに全開時間が長いと思わなかったし、完全な経験不足でした。

なので、燃料の薄いNAやNBのエンジンは音でわかります(半泣)

しかし、NC型になり。これが全然音が乾いておりまして、音で判断してると怖くて怖くて・・・空燃比モニターみないと判らんようになりました。

NDも判らんね。

ちなみにシャシダイでのブローは軽いものでしたのでしばらくアチコチ走りましたがエンジンオイルも極端に減らず、サーキットも走っても煙も出ませんでした。しばらく走った後にシリンダー分解してピストン見てみたんですがスキッシュ部分で軽くメルトダウンしてシリンダーの傷も少なく被害も最小限でした。一瞬の高回転ならノッキングも出なかったのでしょう、全開時間が長くなった時に燃焼室温度が上がりノッキング、ピストン溶ける。

みたいな。。。

まぁ何事も経験ですな。
それ以来エンジンのセッティングで壊す事はなくなりましたが、どんな仕様でも全開のほんの最後の所は極端に甘めにしている癖というか、臆病になってますな・・・リスク賭けてであと1馬力を搾り出すなら甘くします。6馬力出せそうでも4馬力に抑えるのがマージン(笑)

気がつけばもう週末・・・早いですなぁ~
今日も明日も明後日も~元気にいきまっしょぃっ!