デフロックっ!2018/12/19 11:49

昨日は夕方から天気大荒れ・・・雪は降らなかったけどアラレが大量に降り積もり一気に5センチくらい積もったかな。

近くの自動車屋に用事があって積もったアラレの上を走りましたが良く滑るのねぇ~♪

気をつけましょう。

さて工場では引きこもり作業が進んでます。
リアデフを分解してLSD(リミテッドスリップデフ)に交換です。

今まで使っていたのは~なんと!デフロック(笑)

純正のオープンデフを溶接してデフロックしております。
まぁ目的によってはアリというか、懐かしい仕様ですね~♪

昔、現代よりLSDの種類が豊富に無くて、有っても高価でして・・・メーカー純正でスポーツモデルには機械式LSDが装着されていた時代でしたので(本当)

それを解体屋で買ってきたりして装着しておりました。

トヨタの2ピニオンとかね。

TRDだと4ピニになるので、当時は2ピニシム増しとか4ピニシム増しなどチューニング好きの間では一般人には謎の暗号で話しておりました。

そんな中で更にコスト安くスポーツ走行で遊ぶ為に純正オープンデフを溶接して「デフロック」という荒技がございました。荒技ですが、峠には普通に居ました。軽トラでは純正でデフロックボタンがあって沼にはまった時に脱出用としてありました。時代的にはKP61スターレットやTE71カローラなどですね。少しあとになるとTRDやニスモの4ピニが全盛となり、その後にアフターパーツでCUSCOなどが幅広くラインナップしてきました。

そんな30年以上前のチューニングがNBロードスターに施されていたのですが・・・ようやく今回25年くらい前に発売されたCUSCOのLSDに交換です(笑)

最近では新型ジムニーのABSブレーキを上手にコントロールして悪路からの脱出出来るようにLSDやデフロックに近い状態を作り出す事まで出来る時代ですので機械式LSDもこの先の何年か後には無くなるのかもしれませんね。まだスポーツ走行向きではありませんがそれもプログラム次第なのかなぁ~NDロードスターの電子制御のDSCなんてのは近いんですがスポーツ走行ですと制御が雑過ぎて危険です。あれがちゃんとスポーツ走行で使い物になる日はまだまだ遠いような気がします。

まぁ自動車のデフ機構というのは物凄い革命的なアイディアです。それを規制してスポーツ走行時や悪路で前に進めるようにデフロックしたりLSDを装着したりして強引にトラクションを掛けて来た訳ですが、丁寧なグリップ範囲内でのコーナーリング時には邪魔なだけでして・・・車両の足回りもトラクション掛かるようになってきた今の時代には消えて行く存在かもしれません、最終的にシャシ性能が上がれば駆動抵抗の少ないオープンデフが一番良いですからね。

さぁ~今日も引きこもり。
シャッター閉めてますが仕事してますよwww

今日も一日がんばりまっしょぃっ!