STAGE「T」のロードスターじゃなきゃダメなんだっ！

春らしく。

花粉酷いです。

風邪の症状に似ています。

もう街ゆく人達がコロナなのか風邪なのか花粉なのか予防なのか判りませんな（うーむ）

さて、工場にはＮＡ６が入庫であります。

ユーノス長岡のステッカーがリアガーニッシュに貼ったままです（ニコッ）

僕がＮＡ８を買ったのもユーノス長岡、当時はバブル期最後の景気良いディーラーでした。何時も遊びに行けば何らかの販促品を配っていたりコーヒーも飲み放題、飲み物は数種類選べた記憶もあります。

僕のＮＡ８にも貼ってありましたが、納車直後に剥いでしまいました・・・今思えば何とも若気の至り（笑）

新車からＮＡを所有している人達は本当に車を所有するにマイナスな様々な社会情勢に立ち向かい現在に至ります。

販売していた頃はバブル終盤でしたがまだ景気は落ち込むこと無く、長期ローンで新車買う事にあまり抵抗ありませんでした。しかしその後のバブル崩壊、数年後のリーマンショックに続きます。

多くの人達がユーノスロードスターのような贅沢な車を手放したと思います。

長く続くリーマンショックの後に景気回復の対策が、買い替え需要を狙った政策でした・・・これがまた僕ら古い車を愛する者にとって愚策でして。本当に多くの人がロードスターを降りて、解体屋に捨てたと思います。その後のエコカー減税で更に追いうち・・・

新しい車を買うのを進めるのは良いと思いますが、自然に減ってゆくであろう古い車をユーザーの気持ちより早いタイミングで捨てさせるのが当時の政策でした。恩恵を受けるに解体しないとダメだったんです・・・

ほんとうにあの時は「この国はどうなってんの？」と疑問を感じましたが、うちのお客さんでもロードスターを降りた人も多いですが、本当に残ったのは心底ロードスターを愛するユーザーでした。

今存在している多くのＮＡやＮＢはそんなユーザーが所有していたロードスターです（多分）

それを中古車として有難く乗れてる訳ですが。

そして何とか乗り切れたロードスターにとって厳しい状況になるかもしれない今回のコロナショックが始まってきてます。

また古いスポーツカーにとってイバラの時代になるのかも知れませんな。

コロナショックに負けずがんばって所有していきましょう！

一台の車を３０年所有する為にはオーナーの気持ちだけではどうにもならない様々な社会情勢に対する問題をクリアしなくてはならないもんなのだなぁ～と判ってきますね。

それがその車とオーナーの歴史となる訳です。

昔は古い車に憧れた時もありました。その憧れって車の車種や経歴に憧れてるだけではなく、車がたどってきた経緯までも憧れなのだなぁ～と感じるようになりました。それは若ければ判らなかった？気が付かなかった憧れの部分かも知れません。

それに長く所有してきたユーザーが乗る事で更に魅力的になってきますね。

車とオーナーはセットなのかも知れません。

さ、週末！今日も元気にいきまっしょぃっ！