F500っ!2023/03/24 11:45

今日は雨の長岡シティでございます。

昨日は工場でハンマーと友達なパワープレイで本日チカラが出ません~~~が、何とかしないとなぁ。

さて。
工場には当店で偶に入庫するFIAT500が何台かおります。その中の1台がクーラントのリザーバータンクの交換でした。

車種問わず古くなると100パーセント漏れる加圧タイプのリザーバータンクでございます。10年くらい経ったらどんな車種でも定期交換部品ですな・・・

ロードスターで言えばNCECがそれですので、交換の目安ってのも無いんですが、10年くらい経ってて透明度が低くなってきたら交換でも良いでしょうね。

元々ドイツ車からの流れでこの構造が増えまして、BMWやフィアット、アルファやVWなども普通に割れます・・・フォードの流れを持つNCも同じ構造でしてやっぱり割れます・・・構造的に素材が追いついてない感じでございますが、これに変わる素材と言うのはプラスチックが一番優秀でして・・・良くなる要素としてはプラ素材の改良しかないですね。

加圧タンクはクーラントの流れを考えると理に適うのですが、リザーバータンクとしても使うので透明じゃないとクーラント残量が判りません。

で、その大きなタンクを加圧するリスクもありますし、プラスチックの成型限度もありますので中間で貼り合わせしてあります。まずその中間から漏れてきますが、実際はすでにプラスチックとしての強度を保てていないのでよく見るとアチコチにクラックが見える事が多いです。

NDでは加圧せず通常のキャッチタンク方式になってますね。

NDの場合はタンクが割れる事はありませんがエンジンに取り付けてあるプラスチックの変形でクーラントが漏れる事はありますね・・・まぁプラスチック素材も良くなってるし、その素材のデメリットを最小限にするべくデザインしてありますのでその可能性も少ないと思いますね。

しかし、このFIAT500も数年前にサーモケースがプラスチックで割れて水漏れ・・・そしてウォーターポンプサイドのブラケットからも水漏れ・・・そして今回タンクバースト・・・

シフトのソレノイドも交換したし(アッセンブリーだと超高額)まぁまぁトラブルらしいトラブルがでてますな(笑)

それに比べたらロードスターのトラブルなんてのは平和です~♪

さ、今日も元気にいきまっしょぃっ!

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