年末の続きっ!2023/01/06 12:28

昨日から通常モードな当店です。
年末にキャリアにLSD組んだんですが、シールパッキンしたまま放置してましたので昨日ようやく車体に組みました。

数年前にファイナルギアを交換してますのでピニオンベアリングも落ち着いてきてスムーズに回ってイイ感じです♪

今までNA8の純正トルクセンシティブLSDだったのですが、十分トラクションを保ってくれてましたので足回りのセットアップのみで機械式にはしてませんでした。

これでもMAZEサーキットでは185ラジアルタイアとは思えないタイム、1分10秒台すら見えて来てました。(ノーマルエンジンなので相当速いんですよ)

最近JOY耐N-1車両と同じ仕様のKONIを組んで煮詰めてましたが、ここにきて僅かなトラクション抜けが気になってきたのでその僅かな部分を補う為に機械式LSDに変更なのです。

NA8やNBの純正トルセンLSDは足回りのセットアップとドライビングで十分に使えるんです。トルセンがトラクションかからねぇ~っていう場合は大抵リアの伸び側ストローク不足とスタビのセット、そして減衰なんですよね。レート上げ過ぎは結局伸びストローク不足になるので同じです。

物理的、機械作用的に考えてセットアップを進めたらタイムの伸びしろってのは無限に?あります。セットアップやドライビングスタイルを変えないで機械式LSDを入れてしまうと何か忘れて来た大切な物に気づくのに時間が掛かってしまうケースもあると思うんですよ。

トラクションかからねぇ~>機械式LSDで対策じゃぁ~!

ってのは少し荒っぽ過ぎるのかも知れません。

そもそも足回りキマってる?

そして人間様の腕は対応してる?

それを差し置いての単なる誤魔化しじゃない?

そんな感じ。
昔、間瀬の耐久レースカーをNA8で作ってて、耐久レースなので燃費も含め目標タイムがある程度決まってるんですが、そこそこクリアできたのですがドライバーによってムラがありました。なんでかなぁ?と思った時があったんですが、結局はNA8なのでトルセンくらい付いてるでしょ!って思ってた車両が実はオープンデフでした(笑)

タイアのインリフト時の摩耗を考慮して急遽純正のトルセンを入れたんですが。

速いドライバーのタイムは変わらなく、乗れてなかったドライバーのタイムが追いついたという事がありました。

乗れてるドライバーはオープンデフでもちゃんとリアタイアにトラクションを掛けるラインとアクセルの踏み方をしてくるのでオープンデフと言う事すら気が付かず・・・ラインが小さいドライバーは直ぐにインリフトしちゃうのでタイムが出ないという事だったのです。

サーキット走るに機械式LSDは必須!ってのはロードスターよりも少し古いリアサスペンションがリジットの車の昔話なんですよね。NDなんて、縦方向にトラクションが十分にかかりますのでオープンデフでもドリフト出来ますから・・・

さ、185でノーマルエンジン、間瀬10秒入るかなっ!?

今日も元気にいきまっしょぃっ!