STAGE「T」のロードスターじゃなきゃダメなんだっ！

昨日は晴れてたのに、今日はまた雨・・・晴れてると身体は良く動くけど雨だと重いわ・・・これが雪になったかと思うと

気が重いわ。

さて今週も全力中年は工場で全力。
ＮＡ６のタイベルやらウォーターポンプやらを交換しますが、他にも色んな所を交換しなきゃならない感じになってきて。

結局トータルコストを抑えようとしても無理でした・・・当店初入庫の車体なので仕方ないですね。

しかし、ここ数カ月で。
ＮＡのトラブル前の不良個所の発見が多いです。

整備不良から、メンテミス、パーツ取付不良など。複数台ありました。

ユーザー車検を自分で通していたオーナーさんで、自分で検査だけ数回通していた結果。基本的な部分を整備してなくトラブル直前に修正。

他にも自分でエンジンマウントを替えたんでしょうかね？ＮＡ６のエンジンマウントのブラケットのボルトが間違って入れ変えて入れてあって・・・インマニ側のボルトの長さには３種類あって、それを一番長い所に短いの入れたり、短い所に長いの入れたりするから締めきって無かったんでしょうね、セルモーターのステーがガタガタ・・・多分ボルト入れ間違ってるな・・・と思って一番長いボルトが入るネジを外したら一番短いボルトで山が３回転くらいしか掛かってなかったとか。普通じゃ気が付かないでしょうけどロードスターばっかりやってますので「ボルト間違ってね？」って疑ったらその通りな結果に。ちゃんと修正。サーキットでエンジン落ちなくて良かったね（笑）その前にセルモーターのステーが外れて具合良くＢ端子とショートしたら出火しますから・・・

今回も、点火コイルのステーに共締めされるハーネス固定用のブラケットが何故かクラセンの下を這わせてクラセンに共締めされてました・・・（謎）まぁ特にトラブルになる要素なさそうでしょ～。いやいや、クラセンの下はオイルが漏れる事が多く、ハーネスにダメージを与えるんですよ。実際オイルまみれでしたから・・・こういう一寸した事ですが修正するにも僅かずつに時間が掛かります。

一寸した事ですが、これが大きなトラブルや走行不能を招きます。

２０年以上経つＮＡロードスターは純正でも色んな所が壊れます、整備ミスやパーツ取付不良などあれば更にトラブルに発展させる可能性が多くなります。

あ、そういえば昨日の夜にＮＡの中古車を引上げに行ってきて、バッテリーが死んでるので交換したらバッテリーケースの枠が思いっきり間違った取付になってて・・・イラっとしました。あとで修正しなきゃ・・・

今まで普通と思っていた事が、実は間違ってるという事ありますからね。やはり其処は台数を見てきてる工場じゃなきゃ発見出来ない部分だらけかと思います。

先日現行フィアット５００の純正パーツが出無くて、おいおい、それ出ないの？って感じになって・・・ディーラーじゃ話にならんかって、結局専門店に話したら社外だけど一発で揃うのよ。

そういう事。

ＮＡは既にクラシックカーでございます。発売時に生まれた子供は今では中年。

あちこちボロが出て来る年頃です。機械はもっと素直にトラブルとして出ますからねぇ～

ただ、人間の身体と違うのは、ちゃんとメンテナンスしたら治ったり部品交換が出来ます。色々気になるＮＡは早めに全国の専門店へ～♪

そんな感じ。

さ、週末も一気にいきまっしょぃっ！