STAGE「T」のロードスターじゃなきゃダメなんだっ！

今日は天気悪いよ～って予報でしたが、雪少し降ったけど案外晴れてる長岡シティでございます。

関東は今日午後から雪ですって！

僕らは慣れてますが関東の人達は慣れてないと思うので運転も歩きも気を付けましょう。

そんな慣れてるという話。
例年ですと雪国の自動車板金屋さんの冬は暇です・・３月になったくらいの春になると中古車の修理や、冬季間に傷ついたボディの修理が増えるという流れ。

ですが、今年はもう既に一杯一杯らしいです。

何故？って、雪がいきなり降ったので・・・雪道慣れてないんですな。
で、また溶けてアスファルト路面になって、また降ったんで・・・ブツかるという。

そうなのです、雪国でも雪の降り始めは事故が多いんです。毎日雪が降ると注意して運転するので道路は混みますが事故は減る。

アスファルト路面から突然雪が積もってスノー路面になると事故が増える・・・

慣れとかそういうんじゃないかも・・・油断ですな。

板金屋いわく、車の性能というか、過剰な安全装置がドライバースキルを下げてるから・・・と言ってましたが、まさにその通り。

まぁオートマで片手運転が当たり前に出来るのであれば空いた反対の手でスマホでも何でも弄れるんですから運転するだけなら誰でもチョロいっすね（笑）

マニュアル車ならそんなにスマホ弄らんと思うぞ。

人間はそもそも右手だけで運転出来るんなら、左手が暇な訳でその持て余した性能を使って何かしたくなる。それこそ自動ブレーキやアクセル、ステアリングサポートまで付いたら運転している意識は脳内でどんどん減ってしまい、ついウッカリや他の事を始めちゃうのが人間。

自動車の運転が簡単になればなるほど運転中も運転行為に興味が無くなり持て余した脳内で何か他の事をしたくなる。

でも、そこまでの安全性能をまだ自動車は持ってないし、ドライバーを守る性能は上がってるけど他の物にぶつかるというリスクはむしろ増えているとも言える。

僕らの愛するモータースポーツ。
例えばジムカーナでは２分前後のドライビングにムチャクチャ集中する。もうコースと車のコントロール以外は考える事はない。兎に角車を走らす事に集中する。

２分だけでもムチャクチャ集中するから冷えた身体でスタートしてもゴールしたら２分で汗ダク。

極端な話それくらい市街地でも運転に集中したら事故は相当減るハズ。

耐久レースなんてのはまさに集中力も必要だけど車両のコンディションも把握しながらドライブしなくてはならない、ピットからの指示も確認したいし、他のライバル車両の動きも意識して、理解しないとクラッシュしちゃう。

速く走らせるだけじゃない、ストリートでも大切な安全にゴールするという目標がある。

僕の中ではNDロードスターでサーキットを走った時の人間の負担の少なさというのは感じてる。汗の量がNAやNBの半分。それだけドライビングに集中出来るハズなのだが、実はそうでもない・・・

自分をドライビングに集中するという事をNDでタイム狙う時に何時も意識していた。集中を高めた時と何となく攻めてる時に同じ運転しているつもりでも間瀬では１秒近くも違う・・・なんでそんなに集中力を意識しないとならないのかと言えばハンドルからのインフォメーション、ブレーキのインフォメーション、タイアのインフォメーションなどなど、運転するに人間のパワーが要らない分感じ難い・・・感覚の優れているプロドライバーなどはそんな事無いのだろうけど、僕の場合は意図的に意識しないとインフォメーションを感じない。ただ操作が軽いので運転自体でパワーは要らない・・・下手するとタイムアタック中に片手運転になっちゃう事もある。

NAはまた少し違う、サーキットのピットロードを出た時に集中しないとスポーツ走行にならない（笑）色んなインフォメーションと情報が一気に襲ってくるので自然とドライビングに意識が集中するのだ。

と、ある程度ドライビングに集中させるというのはラクに運転するという事と相反する部分な訳だけど、これをメーカーが今後セッティングしていく事で車はもっと楽しくなるし事故も減る。

んじゃない？

また工場ではLSDを分解整備でございます・・・デフ絡み作業こんなに多かったっけ？

機械式LSDは場合によって邪魔だし燃費悪くなるしメカニカルノイズなど含めストリートでは車を不便にする改造。

そのかわり、スポーツ走行では車を楽しくする改造でもある。運転を好きにさせるパーツなのだけど、やっぱりストリートではラクという部分に対して反するパーツであるのは確か（笑）

いいじゃないか、僕らは積極的に車をコントロールしたいんだから！
さ、今日も元気にいきまっしょぃっ！