新しいのか古いのかっ!2024/03/08 12:01

明日、明後日は店舗不在となります。

関東、北関東アチコチ回ってきます、慌ただしいのよね・・・

さて、工場では昨日の夜に一台着陸。
185CUPカーのNBのハンドリングチューニングがとりあえず一段落しました♪

NBロードスターはステアリングの安定性がNAに比べ高く、NAロードスターらしさからは少し落ち着いたフィーリングを持ってます。

NAをヒラヒラと言うならば、NBはヒョイヒョイ(笑)

サーキット専用にチューニングしていく上で、NAよりは安定しますので良い部分もあるんですが全体的にアンダーステアが顔出してきます。かといってリアの限界はNAと変わらないので全体的にイメージとしてはホイールベースが長くなったんじゃね?という感じ、実際にはそうではないんですけど・・・

で、色々とチューニング進めていくと同じ内容のチューニングしてあるNAとNBでは特性の差が大きくなっていきます。

それが悪いとか良いとかいう訳ではなく、安定してるNBの方がスピードレンジ高いシチュエーションでは良い部分もあるでしょうし、場面によってはNAの方がコーナーリングスピードが速い場合もあります。

マツダはこのほぼ同じシャシーで特性に差を付けてきたというのは今になると当時のロードスターの進化が正常であり、車の味付けというのは今の車のように電子デバイスで何とかしちゃおう!とかそういうんじゃなく・・・物理的に車両の動きを味付けしてくれたという、職人魂すら感じます。

個人的にはこの手法でNDのリアメンバーなどチューニングしてほしい部分ですけど。

NAとNBのハンドリングの差というのは奥が深いのでございます。

で、ロードスター乗りとして変態になっていくとNBのボディ剛性でNAのハンドリングにしてみたいという訳でして・・・

多分今まで聞いたこと無いんですが。
NBにNAのフロントメンバー、アーム、ナックル、ステアリングラックなど一式を換装してみました。

まぁこれがNAにNBのメンバーにするより数倍面倒?だと思います・・・加工が多く、一緒にスプリングレート変更やブッシュも交換してパワステラックを分解してピニオンのトーションバーキャンセルやらインターMシャフトロックなども一気に施工。

NA重ステ仕様としてはクイックなギア比になりました。

ま、ギア比は好みですのでアレですが純正の重ステラックが廃盤で買えなかったというので致し方ないですな・・・

これで大幅にフィーリング変わると思います。アームもNA6用なのでバネ下重量もかなり軽くなったのでNBですがNAらしいハンドリングになる!

のかな?

サーキットタイムは変わらんかもですが、気持ちよければエエじゃないか!

さ、今日も元気にいきまっしょぃっ!