ロットっ!2020/09/02 11:17

本日夕方から富士に向かいます。
スーパーテック富士24時間レース

日本で開催しているレースの中で一番長く過酷なレースなんです、今年は時期も関係して3回目の24時間レースでも最も過酷になると思います。

24時間のレースですがその前後もレースの為の準備やカタズケがございます。余裕で30時間以上はPITに居ますね。レース中もメカニックはほぼ寝ません・・・寝れないというのが正解ですが(笑)

ドライバーもメカニックも他のスタッフも、当然車も大変なのです。

そんな大変な事なんでやってんのよ?

うーん、判りません(笑)
車弄りが大好きなら判ると思いますが、他の雑念を全て無くして没頭出来る瞬間や、その仲間達と共有する時間というのは楽しいもんです。

それに長時間ドップリと漬かる・・・

究極だと思います。

実際は大変過ぎですよ、こんなの一生出来ません。今だから出来ると思うし、そのタイミングは今だと思っています。

29年前のル・マン24時間レースでMAZDA787Bが優勝しました。
https://www.youtube.com/watch?v=MCA3fZHB5kU

当時のル・マンと言えば地上波テレビ(昔は地上波とか言わなかったけどw)で放送したり、日本の企業も沢山スポンサーしていたり、CMで使われたり雑誌でも良く見ました。あんなにプロトタイプCカーが一般市民の生活に溶け込んできたのは思えばアノ時がピークだったと思い知らされます。

そんな注目のレースでMAZDAが優勝するという快挙。

その場に居たメカニックやドライバー、スタッフも全て「あのタイミング」だったから感動の優勝を味わえたのだと思います。

今年の24時間レース、88号車の村上モータースNDには、その当時のル・マン優勝した時のメカニックが同じチームメイトとして居ります(なんと!)ほんの僅かですが僕もル・マンに近づけた気がして嬉しい(爆)

「あのタイミング」でル・マンに行けてた事はとても羨ましいですが、良く考えれば僕も2年連続で24時間レースを優勝(合計48時間チャンピオンw)出来たタイミングで88号車に携われて居る事は嬉しい事実。「このタイミング」でメカニックとしてレース活動を出来ている環境にも感謝なのであります。

↑のYOUTUBEのリンクでも言ってますが。
「挑戦し続ける事」がいかに大切か。

それには続ける事の出来るように日々努力して、いかに環境を作ると言う事だと思います。

サーキット走行を続けたいなら、仕事してオコズカイ作って、有給を使えるように努力する。回りに理解してもらうように・・・などなど日々努力なのです。

とは言いましても・・・僕のように仕事放置して・・・家庭放置して・・・レースがあれば何日も家に帰らず・・・

なんて奴が・・・

今年もまた24時間レースのゴールを味わいたい為に富士スピードウェイに集まるのです。

ワクワクしますね(馬鹿)

と、言う事で~
62時間チャンピオンを目指していってきま~す♪

ネットでは配信されないようですが衛星放送(死語?)Jスポーツで放送されるみたいっす。

応援よろしく~、また来週~♪