古いままっ!2023/01/19 11:34

今週も丁度良いペースで仕事があって、イイ感じ(笑)

この余裕がイイね!
何故余裕なのか・・・?

それは雪が無いからさ(笑)

何時もなら除雪して、作業してまた除雪してる1月の中頃。今年は最初に1メートルくらい降ったけど、それ以降は積もる事無く、ガンガン積雪が減って・・・今日は春のよう。

何でも1週間に2台くらいの入庫で、週末に2台共に納車できるくらいのペースがいいなぁ(笑)

あ、好評頂いた補修用サイドシルパネルNA-iでございますが、去年予約頂いたお客様は全て発送させて頂いております。

ただし。
12月23日にお振り込み確認できてる〇オ〇チさまのみメールが確認できておりませんので出荷出来ないままとなっております。

至急連絡頂けると助かります!

さて、工場では185CUPカーと青N-1レースカーのメンテで古いステンメッシュのブレーキホースが2台分捨てられてます・・・

2台共に「何時から使ってるんだよ?」って感じの見た目になってまして、1本はステンメッシュの中間くらいの位置からフルード漏れを起こしてました・・・

ブレーキホースの中間から滲むの初めて見た。

ステンメッシュホースは見た目はステンメッシュなのですが、中にはラジコンのアンテナのような樹脂のパイプの中をブレーキフルードが通過するんです。

この手のブレーキホースのトラブルの多くは金属のジョイント部分なのですが、今回はホースの中間から強く踏むと滲むという状態でした。

多分内部で擦れたのか折れたのかですね。

ハンドル切ればそれなりにクネクネ動きますので20年以上使ってる可能性がある物はそういうトラブル起こっても想定できますな。

僕はストリートカーやサーキットを偶にしか走らない車両、雪の上も走っちゃう車両はノーマルのブレーキホースをおススメしております。ステンメッシュは様々な想定されるリスクをお伝えしており理解してもらう事が前提でございます。

つか、ストリートでの踏力と柔らかい純正やストリート用のブレーキパットではステンメッシュの効果は体感出来ないと思いますのでほぼリスクしか残らないかと。

特に雪国は雪道をしばらく走ってるとブレーキホースに拳くらいの雪玉がぶら下がります・・・それが引き金となり破断したり、回り止めの無いホースはジョイント部で回りバンジョーボルトが緩みます・・・・盛大にスピンした時も取り付けが悪いと緩みますし、その辺に軽くぶつけただけでもステンメッシュは破断したり緩んだり自走出来るレベルでもホースが折れて動かせない事もありました。

純正ホースが一番安全なんですよね。

サーキット走るんだからブレーキホースも!とか、そういうの無いです(笑)

個人的には嫌いなパーツなんですが、レースカーは仕方なく装着しております・・・ブレーキの熱も、キャリパーの熱も、外部の裂傷などの可能性など含め、ストリートカーとは比較にならないくらいハードプレイなのです。レースカーの場合はメリットがあるんです。

世の中、レースや走行会用のロードスターってのがそれなりの台数存在します(笑)そういう場合はスキルや目的、使用状態を見てステンメッシュホースも無くはない。

そんなパーツがブレーキのステンメッシュホースなのです。

え?ディーラーでも買えちゃうの?サーキットも走らないのに納車時に既に交換しちゃってるって~?

売る側も買う側も知識が無いというのは残念ながらそう言う事なのです・・・

さ、今日も元気にいきまっしょいっ!