STAGE「T」のロードスターじゃなきゃダメなんだっ！

工場のリフトが足りないなぁ・・・いや、工場に色んな部品が溜まってきていて居場所が無いなぁ（大汗）

今回はNA６のシリンダーヘッドガスケットの交換ですよ。
Ｂ６エンジンのガスケットは古くなるとオイル漏れ始めます・・・古く無くても漏れる場合もあります。

当店では社外の高級メタルヘッドガスケットか純正ガスケットかお客様の要望で替えてますが、純正でも短くても５万キロくらいは持ちますので価格と実エンジンの寿命を考えたら純正でも良いのかな（汗）

さてさて今回もヘッドを御開帳～♪

おや・・・物凄い量のカーボンスラッジが積ってます（汗）今回のお客様は当店で初めて整備のお客様、エンジンオイルは消費していないのかな？心配なくらいカーボンが付いてました。

一応全て落とせるのはガリガリっと落としておきました。

シリンダーの淵からピストントップ、シリンダーヘッドの燃焼室とビッシリ付いていました。

何故か２番シリンダーだけあまり付いてませんでした（謎）

このような事態に遭遇すると毎回思う事があります。

ガソリンに添加したり色んなカーボン落としみたいな製品あるけれど、本当に落ちるのかな？って。

今回のような激しいカーボンが本当に売り文句のように綺麗に落ちたとしたなら・・・

かなり怖いぞ（笑）

本当に落ちるなら、カーボンが薄く付いた時に使用する、少ししたらまた使用するを繰り返すなら良いかもね～結果コスト半端ねぇ（汗）

そんなの使わなくてもちゃんとしたエンジンオイル使って、定期的にエンジンも元気に回してあげればそんなにカーボンなんて付かないよ。

エンジンにカーボンが・・・とか、使わないと壊れますよ・・・など、個体差無視して不安を煽る売り文句は嫌いだね。

エンジン内部や構造なんて判らないけど効くって書いてあるから「入れときゃ大丈夫」ってのは原理も良く判らないままオカルト商品を買う心理に近いのかも・・・

カーボンをカリカリ落としながらそんな事考えてた１日・・・

昔から当店はエンジンの調子が良くなる系の添加剤はやっておりません。

たまにサーキットで全開くれてりゃカーボンなんてつかネェよ！って男前過ぎる事も言いませんけど（爆）