オートマもっ!2017/11/28 10:18

うーむ、めっきり寒くなりましたな・・・長岡シティ。

明日は先週の雪で置いてきてしまった僕のND1028号を群馬のヒライジドウシャさんに取りに行きますのでお店は休業となります~ごめんね。

工場ではNA6のオートマチック車の修理です~
ATミッションのオイルプレッシャースイッチが壊れたので交換ですが、ついでにATFオイルパンのフルード漏れもあったので治しました。

NA,NBのAT車も減ってきましたが、当店のお客様の数台の車両も少しずつの修理で何とか持ちこたえております(汗)

しっかし。
このATミッション、何処かでオイルパン外した形跡あり・・・赤い液体ガスケットが塗りまくりでして・・・

ちゃんと新しいガスケットに交換したらこんなの塗らなくて良いのにね。

僕の中ではこの赤い液体ガスケットの特性を無視してエンジン関係やATミッションに使うのは「わかってない人」の仕事に感じます。

兎に角、ダメな整備されている多くの車両がこの赤い液体ガスケットを使っております。これはMTミッションなどの勘合部など面の出ている間にガスケットを有さない部分に使う為に膨張率も低く、硬化した後の硬度も高いガスケットなのです、面と面が出ていて他にガスケットを有さずその面の強度があり薄く塗ることで漏れを止めるのです。よく見るのはタペットカバーパッキンなどに使うケースはコレではダメなので、もっと硬化後も弾力のある液体ガスケットが良いのですな。

似たような話では。
シリコングリースがありますね、耐温度も耐水性もあり、長期間油膜の保持が出来る夢のようなグリースですが・・・

何でも使えるという訳ではございません・・・

ブレーキキャリパーのピストンやフルードに浸かる部分にはとても不向きなのですな。何時までも溶けないでシリコングリースは内部に残ってしまいます。

キャリパー内部はやっぱり水溶性のラバーグリースがベストでして、そのキャリパーダストブーツの溝やリアキャリパーのサイドブレーキ機構内部などはシリコングリースがよいと思います。

こうやってケミカル品を使い分けることで同じ作業内容でも結果が違いますな。

さぁ~今日は天気良い長岡シティ!
天気良いけれどメールも発送も多いので事務仕事メインかも知れませんが頑張っていきまっしょぃっ!

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