道具っ!2019/01/31 10:56

昨日も昼間は入庫車のチューニングしてから板金屋さんへ~

少しボディの溶接部も増えてました。

溶接の頭が高いので軽量化とフラット化すべくチマチマと溶接した頭を削ります。

が、これが高過ぎる部分が多くて・・・中々作業が進みませんし、全身鉄粉まみれになります(涙)

それにしても板金屋の進めた溶接の頭が不ぞろいなので、こんな溶接じゃ強度にムラが出来る・・・

で、ちょっと溶接機を借りて僕が施工してみました。

そしたら、どうも溶接し難くて弾くし、確かにムラが出来てしまいます(汗)まぁ僕も上手では無いんですけどね。

どうも溶接機のセッティングがオカシイんです。聞いてみたら電圧は変化させるけどワイヤーの送り量など全然セットしたことなく・・・(大汗)

やりかたも判らない、セットの出し方も判らない(涙)と言うので僕が溶接機を眺めて構造を見てみたら。

どうも溶接ワイヤーの太さによってワイヤーの送り量を決めているらしいという事が判明。直接的な送り量調整という項目は無いので判り難いのだけど調整したら非常に綺麗に・・・

で、そのセッティング出てから、使ってるワイヤーの太さを確認したら元々使ってたセットに差異があり、セッティングの数値と実際のワイヤーの太さが合うという・・・(説明難しい)

板金屋は元々間違ったセットでしばらく前から使っていたみたいです。

うーん、他人はどんな仕事で何してるか判らんもんですなぁ(笑)

セッティングの取れた溶接機を知らないと、「難しい、そんなもんだし」で終わっちまう訳ですな。

それでしばらく使ってて調子悪いセットの出ていない状態が普通になってしまったと。

キャブレーターや4スロなどのフルコンのセッティングに似てますね(笑)

取り付けてから調子の悪い、一度もセット出てないキャブで「それが普通」になってしまってパワーダウンしてそのまま乗ってたり、フルコン使って遅いまま乗ってるケースは何台も見てます。

で、調子悪いから元に戻しちゃうという何とも勿体無い結果になる事もあります。

腕と道具は使い道と使い方。

僕もまだTIG溶接機のセッティングが良く判りません・・・使ってるうちに少しずつ覚えていくものだと理解しておりますが、この辺も「向上心」が無ければ上達はしませんな。

さぁ、そんな溶接痕が酷いので修正に時間が掛かるという事態になってしまいましたNDレースカー(涙)

さぁ~今日も切り粉まみれで元気にいきまっしょぃ~~~